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【びっくりサイエンス】南極観測船「しらせ」艦長に聞く 「えりすぐりの船乗り」で151日間の任務完遂 「海上自衛官としてロマン感じる」

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 --ラミングのこつは

 「なかなか一言では言えない難しさがある。操艦の号令をかけるのがわれわれ幹部の仕事。その号令をかけるタイミングや、船をおもかじ、取りかじしながら行きたいところに持っていく。そして氷を思うように崩していくのは難しい。自衛官としても、なかなかできない経験だ」

 --南極へ行くには暴風圏も通らなくてはいけない

 「『吠える(南緯)40度、狂う50度、絶叫する60度』という。(この緯度には)大陸がないので次々と低気圧が来て、まともに当たるとしける。ただ、今は船の性能が良くなり、天候も予測できて低気圧を避ければ割と穏やかに航行する。今回の最大傾斜は片側に19度なので、もう片側と合わせても30度ちょっとだった。先代のしらせは最大で片側53度、もう片側は41度で、合わせて90度を超える揺れだった」

 --南極に着いた後は

 「昨年12月23日から今年2月15日まで1カ月半ほど基地周辺にいた。1月中旬に少し離れ、海洋観測の支援やお土産の氷を取ったりした。氷が薄かったので広範囲の行動ができた。ペンギンやアザラシ、鯨も見ることができ、乗組員全員が満喫した」

 --海上自衛官にとって「しらせで南極に行く」ことの意味は

 「船や航空機を運用して国家事業である南極観測事業を行うことは海自の一つの役割だ。それに海上自衛官として南極に行けるのはロマンを感じる。見渡す限り氷の世界。人生観が変わり、小さなことでくよくよしなくなる。命の洗濯に行ける」

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