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【原発最前線】再処理工場「改善」は本物なのか 原燃に辛辣な規制委

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 これに対し、規制委の山中伸介委員が浴びせたのが冒頭の発言だった。

やったことは「基本の『き』」

 再処理工場は当初9年の完成予定だったが、相次ぐトラブルや新規制基準適合のため、計23回にわたって完成が延期されてきた。現在の目標は33年度上半期だ。

 山中氏は「この十数年間、私自身、原燃がトラブルを起こす度にいろんな委員会で意見を述べたが、一向にトラブルがなくならない現状を非常に残念に思っている。今回の見直しや改善が、これまでとどう根本的に違うのか理解できなかったので、具体的に説明をお願いしたい」と迫った。

 工藤氏は「さまざまなトラブルがなかなか減らないことを申し訳なく思っている」と謝罪した後、「全数把握が極めて大きかった」と強調した。「再処理事業部1600人のうち半数が全数把握に携わり、保全というのは設備をすべて網羅的に把握することがすべての出発点なのだという認識を改めて得た」という。

 また、勝野哲会長(中部電力社長)は、電気事業連合会長としての立場から、昨年末に電力会社などから経験者を20人、今年に入って保守管理業務の強化のため課長10人と部長クラス3人を原燃に送り込んだと説明。「経験豊かな者を配置したので、実務レベルが上がっていくところを把握していきたい」と述べた。

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