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不心得者が破壊、千葉のビリケンさん復活 大阪からピンチヒッターで「招福パワー」

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 しかし、完成後には東京湾乗り入れの汽船が普及、明治中期には鉄道の整備も進み、船でにぎわったのは短い間だった。そこで、運河運営会社の支配人が観光を経営の柱にしようと、足の裏をなでると夢がかなうと評判のアメリカ生まれの福の神に着目。大正2年に集客の目玉に設置したのが、利根運河のビリケンの始まりだという。

 「高さは約40センチ。台座に右から『福之神』と書かれ、現存する石造りビリケンでは日本最古とみられます」と、市流山本町・利根運河ツーリズム推進課の中山洋子さんは説明する。

 その当時から、通天閣と同じ「ビリケンさん」の名で呼ばれることになり、実は通天閣と利根運河の「ビリケンさん」は親しい間柄でもある。3月24日のほこらのお披露目式にも、寄贈者である支配人のひ孫の森田昌良さん一家だけでなく、今は悠々自適の“隠居”の身である通天閣の先代ビリケンさんらも参加。2人のビリケンさんは、足の裏と足の裏をあわせて友情を確認している。

 災い転じて…

 4月13日に行われた「ピンチヒッター」ビリケンの収納式には、流山市観光協会の志賀進一会長らが見守る中、市職員がビリケン像を台座に置き、腰をくさりで固定した。くさりは盗難対策というより転倒・転落防止が目的で、「くさりで福が逃げないようにする」などの隠された意図はないという。

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