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【NEWご当地グルメ】訪日外国人にも人気 木製の器にうまさ凝縮 新潟名物「わっぱ飯」の魅力

シンプルながらも、うまさが詰まったサケのわっぱ飯
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 新潟名物の「わっぱ飯」は、食通としても知られた芸術家の北大路魯山人(1883~1959年)の助言を得て、60年ほど前に完成した。昔ながらの日本料理のこだわりが凝縮された味わいは、時を経ても色あせることはない。

 わっぱ飯は、新潟市の繁華街・古町地区にある郷土料理店「田舎家」の主人、吉沢寛治さん(70)の父で、先代の喜一さんが考案した。「わっぱ」と呼ばれる木製の器に、コンブとカツオで取った出汁(だし)で味付けをしたコメを入れ、その上にサケやエビ、イクラなどの魚介類、鶏肉を乗せて蒸したシンプルな料理だ。

 電子レンジなどの家電製品が暮らしの中に行き渡っていなかった当時、おいしくて温かいご飯をどうすれば食べられるかというのがコンセプトだったという。

 先の大戦から本土に引き揚げてきた喜一さんは、東京・銀座のすし屋で修行を積んだ。その際、常連だった魯山人と親しくなったという。その後、喜一さんは故郷に戻り、古町で開業。わっぱ飯の原型を昭和29年ごろまでに完成させた。当初は、鶏ガラのブイヨンをベースに味付けをしたものだった。

 30年ごろ、店を訪れた魯山人が、わっぱ飯を初めて口にする…。魯山人はこう言った。「おいしいが、いずれは飽きられてしまう。もっと自然の方がよいのではないか」

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