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【びっくりサイエンス】無人機「ガーディアン」が尖閣を飛ぶ日 海上保安庁が関心 豪州まで往復可能

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【びっくりサイエンス】
無人機「ガーディアン」が尖閣を飛ぶ日 海上保安庁が関心 豪州まで往復可能

無人航空機「ガーディアン」(米ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ社提供) 無人航空機「ガーディアン」(米ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ社提供)

 近年急速に普及が進む無人航空機のドローンは、元をたどれば軍事用に開発された無人機にさかのぼる。アフガニスタン紛争やイラク戦争で活躍した米国の無人機「プレデター」は有名だが、これをもとに海上偵察用に開発されたのが「ガーディアン」だ。尖閣問題を始め、日本近海で中国や北朝鮮の活動が激しさを増すなか、海上保安庁が警戒監視の切り札としての可能性を慎重に見極めている。(※3月31日の記事を再掲載しています)

 ガーディアンは2009年に米国の無人航空機メーカー「ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ」社が開発した。機体は全長11メートルで、燃料タンクを兼ねる両翼の長さは20メートル(増強型は24メートル)。グライダーに似ているがエンジンを搭載しており、機体後部のプロペラを回して飛行する。

 上空では、機体の下部に設置された対水上レーダーで洋上の船影を把握。多くの船から発せられる船舶自動識別装置(AIS)の電波も傍受しながら、不審な船舶の有無を調べる。

 不審な船舶を見つけしだい速やかに接近し、可視光や赤外線などの光学カメラ、合成開口レーダーで撮影する。光学カメラは静止画だけでなく動画も撮影でき、画質はハイビジョン並み。船名や武器を始めとした搭載物、乗組員の様子などが分かるレベルだ。合成開口レーダーは静止画だけだが、夜間や悪天候時も撮影できる。

 光学カメラの静止画や動画は、人工衛星を通じてリアルタイムで陸上の管制室に届けられる。

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