PR

ニュース プレミアム

【野口裕之の軍事情勢】台湾併合を狙う中国には、在韓米軍の移動で阻止!?

Messenger

 トランプ米政権の大統領補佐官(安全保障問題担当)に内定したジョン・ボルトン元国連大使も昨年、米紙への寄稿で《米軍の台湾駐屯》を提唱した。ボルトン戦略とは-

 《台湾への米軍駐屯や軍事装備の輸出拡大で、米国は東アジアの軍事態勢を強化できる》

 《海洋の自由を守り、一方的領土併合を防ぐ戦略は米国の核心的利益だ。台湾は沖縄やグアムに比べ、中国が軍事聖域化を進める南シナ海に近い。米軍の迅速な戦闘配置を柔軟にする。台湾との軍事協力深化は重要なステップだ》

 ただ、米軍の台湾駐屯には1972年の《上海コミュニケ》が障害になる。米国は中国側に「一つの中国」「台湾の全武力・軍事施設の最終的撤去(米軍駐留終了)に向け、これを漸減する」などを約した。他方、米国は79年、中国と国交樹立=台湾と国交断絶に踏み切った際、中国の台湾侵攻阻止などを念頭に武器売却などを担保した《台湾関係法》を発効させた。

 ボルトン氏は《台湾関係法の下で台湾との(軍事)関係拡大は十分可能だ。基地を設け活動する権利は全面的防衛同盟を意味しない。相互防衛条約の再交渉など新立法措置も不要だ》と明言。国際法の《事情変更の原則》を持ち出した。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ