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【びっくりサイエンス】恐竜の卵、温め方の謎解明 環境に応じ植物発酵や太陽熱を利用していた

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【びっくりサイエンス】
恐竜の卵、温め方の謎解明 環境に応じ植物発酵や太陽熱を利用していた

土に含まれる植物の発酵熱を利用して卵を温める北極圏の恐竜(手前)の想像図(服部雅人氏提供) 土に含まれる植物の発酵熱を利用して卵を温める北極圏の恐竜(手前)の想像図(服部雅人氏提供)

 恐竜の卵の温め方は、巣の材料を調べることで推定できることが名古屋大などの研究で分かった。太陽の熱や、土に混じった植物が発酵する際に出る熱などを使い分けていたとみられる。生き残るため生息地の環境に合わせて温め方を選択していたようだ。

 恐竜の多くは親が卵を抱かず、巣の中に卵を埋めて周囲の熱を利用して温めていたことが、世界各国で見つかった巣の化石から分かっている。だが、卵の温め方と生息域の関係は解明されていなかった。

 特に注目されるのは環境が厳しい北極圏だ。恐竜が絶滅する直前の6600万~6800万年前の白亜紀末期は、シベリアの夏場の平均気温が19度に達するなど現在より温暖だったが、他の地域よりは冷涼だったことから、卵をどうやって温めていたかは大きな謎だった。

巣の材料から推定

 研究チームはまず、恐竜と同じ主竜類に属するワニ類、鳥類の卵の温め方を調査した。鳥類は抱卵しない種に限定して分析した結果、巣の材料に土や植物を使う種は植物の発酵熱、砂を使う種は太陽熱や地熱を利用して卵を温めていることが判明。巣の素材から卵を温める方法を推定できることが分かった。

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