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【衝撃事件の核心】危険と隣り合わせのすり捜査…東京五輪向け「外国武装すり集団」に警戒も

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 「今だ!」。取り押さえようとした瞬間、近くにいた別の男が柳刃包丁を取り出したのだ。

 刃物をよけようとしたはずみで、発車直前の電車とホームの間に落下して体を挟まれてしまった。一緒にいた先輩捜査員は、催涙スプレーを浴びてうずくまっていた。散り散りに逃げていく男たち。電車が動き出す-。

 男性警部補は肋骨(ろっこつ)を骨折する重傷を負ったが、先輩が立ち上がり、電車を急停止させたことで一命を取り留めた。「パパは泥棒に負けちゃったの?」。痛々しい姿を気遣う幼い娘の言葉に、1人になってから涙がこぼれた。その悔しさが、すり捜査一筋の今につながっている。

10%は外国人

 警視庁によると、都内のすりの摘発者数はここ数年減少傾向にあるが、外国人すり犯は10~20人前後で推移。平成25~29年の5年間に都内で摘発した外国人すり犯は、すり犯全体(812人)の9・7%を占めた。全国の刑法犯全体に占める外国人の割合(4・7%、29年版「犯罪白書」より)に比べて高い数値となっている。

 昨年も都内のJR主要駅や電車内、上野・アメ横などの観光地で外国人によるすり被害が続発した。喫茶店などで客の荷物を堂々と物色、その場で財布の中身だけ抜き取って戻すなど「大胆かつ巧妙な手口が特徴」(捜査関係者)という。近年はすり犯の国籍も、以前から多かった中国や韓国といった東アジアに加え、東欧や南米、南アジアなど多様化しているという。

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