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【ATM不正引き出し】「新たなシノギ」に群がった半グレ・暴力団… 関係者証言から事件構図明らかに

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 この関係者は「手法は巧妙にマニュアル化されていた。1枚の引き出し額の上限は10万~60万円で、1回ごとの引き出し額は1万円、2万円、10万円の単位で行うよう指示されていた。カード1枚につき、いくら引き出すかは出し子の判断に委ねられていたようだ」と話している。

身分で報酬変動

 警察当局のこれまでの調べでは、不正引き出しの実行犯が手にした報酬は、犯行で果たした役割の大きさや“闇社会での身分”によって異なっていたとされている。

 暴力団関係者も「暴力団員の『出し子』は引き出し額の10%程度を受け取っていたようだが、暴力団員ではない他の仲間の報酬はその半分以下だったようだ」と話す。報酬が支払われなかったり、わずか数万円しか受け取れなかったりした者もいたという。

 2月26日には、福岡、千葉県警など5県警が、事件の計画に組織的に関わった疑いがあるとして、山口組総本部(神戸市灘区)や弘道会本部(名古屋市中村区)など5カ所を捜索しており、捜査は大詰めとも呼べる状況となっている。

 ある捜査幹部は「不正に引き出されたカネは暴力団の資金源になった疑いが強い。早期の実態解明が急務だ」と危機感を募らせており、全国手配された40代の男の追跡に全力を挙げる決意を示した。

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