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【ATM不正引き出し】「新たなシノギ」に群がった半グレ・暴力団… 関係者証言から事件構図明らかに

ATM不正引き出し事件の構図
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 平成28年5月に17都府県のコンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)で18億円超が不正に引き出された事件は、警察当局が準暴力団「関東連合」元メンバーの40代の男を指名手配するなど、発生から2年を前に真相解明に向けて大きく動き出している。捜査関係者によると、男は一連の犯行の計画・実行で主導的な役割を果たした疑いがあるという。この事件の真相はどのようなものなのか-。関係者の証言などから浮かび上がるのは、いわゆる「半グレ」や暴力団が手を取り合い、地下経済の「新たなシノギ」に群がった構図だ。

裏社会でノウハウ拡散

 事件は28年5月15日早朝に発生。全国のコンビニなどに設置された約1700台のATMから、たった数時間のうちに計18億円超がいっせいに不正引き出されたのだ。

 この事件では、南アフリカ・スタンダード銀行のシステムがサイバー攻撃を受け、クレジットカードの顧客情報が流出。犯行グループは流出したカード情報を何らかの方法で入手し、偽造カードを大量に作成した疑いが指摘されている。

 各都道府県の警察当局はこれまでに、引き出しを行った「出し子」らを数十人規模で逮捕してきたが、犯行の中心を担った人物は特定できていなかった。

 しかし今年2月、事件は大きく動いた。千葉県警が40代の男の逮捕状を取り、全国に指名手配したことが判明したのだ。

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