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【アメリカを読む】民主党にも現れた「トランプ流」戦法 下院補選勝利もたらした白人労働者の風とは

3月10日、ペンシルベニア州での集会で共和党のサコーン氏(左)への支持を呼びかけるトランプ米大統領。盤石かと思われた連邦下院補選で敗北を喫した(AP)
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 トランプ米大統領が2016年大統領選で民主党のクリントン元国務長官に約20ポイントの大差をつけて勝利した連邦下院ペンシルベニア州第18選挙区は、かつて鉄鋼業で栄えたピッツバーグ郊外に位置する。13日に実施された補選では、トランプ氏が2回、共和党候補の応援に入りながら、民主党候補が僅差で勝利した。トランプ氏をホワイトハウスに押し上げた「忘れられた人々」の白人労働者は、若き「民主党のトランプ」に期待をかけた。(ワシントン 加納宏幸)

 ピッツバーグ郊外のキャノンズバーグにあるホテルでは14日未明まで支持者が民主党候補のコナー・ラム元連邦検事補(33)の登場を待った。ホテル従業員が会場の片付けを始める中、壇上に現れたラム氏は当選確実の報を待たずに「勝利」を宣言した。

 「この選挙での課題は共通点を見いだすことであり、民主党、共和党、無所属のいずれも米国人だ。…愛するこの国を治めるという偉大な事業をなすために、私たちの声を、そして私たちの票を取り戻したことを祝いたい」

 ラム氏が呼びかけると、支持者が「ラムを支える鉄鋼労働者」と書かれたカードを掲げるなどして歓声を上げた。米メディアによると、同選挙区では有権者の4人に1人が鉄鋼、石炭などの労働組合に関係があるとみられており、16年大統領選でトランプ氏に流れた労組票を奪わなければ接戦には持ち込めなかった。

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