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【プロが指南 就活の極意】圧力、罵詈雑言…安易な内定辞退に感情的に対応する大手企業の実例

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【プロが指南 就活の極意】
圧力、罵詈雑言…安易な内定辞退に感情的に対応する大手企業の実例

企業の合同会社説明会に臨む学生ら=3月1日、東京都文京区 企業の合同会社説明会に臨む学生ら=3月1日、東京都文京区

 (1)大手金融機関A社に内定辞退を伝えたところ、「どこの企業に行くのか?」と聞かれた。入社予定のB社の社名を伝えたところ、A社の取引先の企業であったため、圧力をかけられた。これにより、A社とB社の内定を失う結果となった。

 (2)大手食品会社C社の内定を辞退したところ、椅子に座らされ、人事担当者数人に1時間にわたって罵詈(ばり)雑言を浴びせられた。

 (3)大手金融機関D社に内定辞退を伝えたところ、その場は一旦保留にさせられた。後日、大学に行くと、人事担当者が校門で待っていた。一緒に教授のところまで案内させられ、教授にあいさつをして帰っていった。お世話になった教授を裏切れず、そのまま入社を決意した。

 このように、企業側も紳士的とはいえない対応をとるケースが増えています。新卒の採用活動が構造的に改革されるか、大手企業入社へのハードルが低くならない限り、“負の連鎖”は続くものと思われます。このような採用活動の欠陥は、学生が無作為に企業を志望することによる「入社後のミスマッチ」まで生み出すようになりました。学生がじっくりと自分に合った企業を探せるようになるためには、企業や学生だけでなく、政府機関も一体となって、改善していく必要があると思います。(「内定塾」講師 齋藤弘透)

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