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【経済インサイド】財政危機ベネズエラ政府が窮余の仮想通貨発行…「信用できない」と早くも物議

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 マドゥロ氏はさらに「攻勢」をかける。ペトロの売り出しを始めた翌日の21日、金を裏付けとする新たな仮想通貨「ペトロ・ゴールド」を導入すると発表。テレビ演説では「ペトロにもまして強力で、ペトロの強化につながる」と強くアピールした。

 ベネズエラが仮想通貨の発行に乗り出した背景には、深刻さを増す経済状況がある。世界最大の原油埋蔵量を誇りながら、政権によるバラマキ政策や無理な価格統制がたたり国内産業は疲弊。これに原油価格の低迷や米国による経済制裁が加わり、外貨や物資が不足して物価は急激に上昇している。

 ベネズエラの対外債務は約1400億ドル(約14兆8000億円)にも上るといい、国債や国営ベネズエラ石油の社債の利払いなど大規模返済の期限が4月に迫る中、デフォルト(債務不履行)に陥る可能性も指摘されている。

 こうした中、マドゥロ氏は「最後の手段」として仮想通貨を発行して外貨を獲得し、財政破綻を回避したい狙いだ。共同通信によると、マドゥロ氏は国営テレビで、「新たな国際的資金調達の形を目指す」と強調。将来的には現実の通貨の廃止や、石油取引をペトロで実施することも検討するという。

 しかし、この官製仮想通貨が広がるかは不透明だ。

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