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山梨県の威信かけ高校教科書の用語削減案に「信玄の名消すな」の大合唱

JR甲府駅南口の武田信玄公像
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 「武田信玄の名を歴史教科書から消すな」「山梨が山梨でなくなる」。高校歴史教科書の歴史用語の半減案で、甲斐(山梨県)の戦国武将「武田信玄」らの削除が提案されたことに、山梨県内では不満が爆発している。NPO法人が約2500人分の反対署名を集めたほか、3月7日には後藤斎知事が文部科学省を訪れ、月末改訂の学習指導要領に「歴史用語の削減規定を設けないよう」直訴した。武田信玄は“歴史上”に名を残すことができるのか-。

 「山梨ってそんなに力がないんですか。信玄公の名が消えるなんて寂しすぎる」。甲府市内で喫茶店を営む40代の女性は、そう肩を落とす。祖先が武田家の家臣という甲斐市内の80代のそば屋店主も、「信玄が教科書から消えれば、山梨は山梨でなくなっちゃうよ」と嘆いた。

 歴史用語の削減をめぐっては、「高大連携歴史教育研究会」という高校、大学教員の研究会が、武田信玄のほか、上杉謙信、坂本龍馬、吉田松陰ら歴史上の偉人の削減を提案した。

 健康科学大の客員教授で、甲斐の歴史を教えている皆川厳県議は「信玄公は県の象徴」と指摘。「その名を消すというのであれば、あまりにも信玄公を知らなすぎる『歴史軽視』。県民は『なめるな』という思いだ」と憤る。

 「信玄外し」は山梨県民の心情的な反発にとどまらず、「県内経済にも悪影響を及ぼしかねない」として各種団体からも見直しを求める声が上がる。

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