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【経済インサイド】欧州中銀の総裁ポスト 「盟主」ドイツは“悲願”の獲得なるか

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 ただ、竹井氏は「ドイツ1国の中銀総裁とは違い、ECB総裁は19カ国のユーロ圏全体を見渡した上で最適な金融政策を講じなければならない。政策理事会の他の有力者との合意形成が重要になる」と指摘する。

 既に利上げ局面にあるFRBに続く形で、ECBも量的金融緩和策の一環として進めてきた資産買い入れの減額に17年から動いており、8日の政策理事会でも声明文から「必要なら量的緩和の規模や期間を拡大する可能性」との文言を削るなど、今後も緩和策縮小を慎重に進めるとの見方が多い。竹井氏は「だれが次期ECB総裁になっても、緩和策を手じまう『出口政策』を円滑に進めることが最大の課題だ」と語る。

(経済本部 森田晶宏)

 欧州中央銀行(ECB) 統一通貨ユーロを導入するユーロ圏19カ国の統一的な金融政策を担う中央銀行。1998年に設立され、本部はドイツのフランクフルトにある。日銀や米連邦準備制度理事会(FRB)などと並ぶ世界の主要な中銀で、市場関係者の注目度は高い。ユーロ圏の金融政策はECBの政策理事会が決定し、ユーロ圏各国にある中銀はその指図に従って金融調節を行う。

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