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【経済インサイド】商品管理の主流は「バーコード」→「ICタグ」へ世代交代!? 最大の課題は価格…

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 「ユニクロのように数百円以上の単価の高い衣料品ならICタグのコストを吸収できるが、コンビニは数十円の商品も扱っており、とても吸収できない」。ある大手コンビニの首脳は、こう打ち明ける。

 10年ほど前にはICタグは1枚あたり100円程度だったが、現状では10円前後にまで下落しているという。とはいえ、37年までに「1円以下」になることを想定する経産省の認識と、現在の価格の開きはなお大きい。

 価格を下げるためには、ICタグが普及して大量に生産されなければならない。しかし、ICタグを普及させるには、価格が下がる必要がある。価格が急落すれば、「ICタグを生産しても、うまみがない」と考えて撤退するメーカーが続出してしまう。

 鶏が先か卵が先か-。ICタグ普及に向けては悩みも多い。(経済本部 大柳聡庸)

 ICタグ 情報を記録するICチップ(集積回路)と無線通信用アンテナを組み合わせた小さなタグ(札)。商品に貼れば、小売店のレジでカゴに入れたまま一度に精算することができ、万引対策にも有効。バーコードの10倍以上の情報を記録できるため、生産者の生産・商品情報だけでなく、流通の各段階で入・出庫情報などを追加で書き込むことが可能で、在庫管理の効率化などにもつながる。課題は価格や規格統一、個人情報保護など。商品を購入してICタグを外さずに店舗を出た場合、顧客の行動を追跡する手段となり得るので、プライバシーをどう守るかが議論されている。

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