産経ニュース

【経済インサイド】鹿鳴館の地に新たな「ミッドタウン」 三井不動産が仕掛ける“文明開化”再現

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【経済インサイド】
鹿鳴館の地に新たな「ミッドタウン」 三井不動産が仕掛ける“文明開化”再現

「東京ミッドタウン日比谷」1階のアトリウムは意匠を施したデザインで、芸術の街・日比谷を意識させる=東京都千代田区(佐久間修志撮影) 「東京ミッドタウン日比谷」1階のアトリウムは意匠を施したデザインで、芸術の街・日比谷を意識させる=東京都千代田区(佐久間修志撮影)

 日比谷は皇居や日比谷公園という豊かな自然環境を有しながら、日本有数のビジネス街である大丸有(大手町、丸の内、有楽町)、日本随一の商業地・銀座に近接。日比谷公園を挟んで官公庁街も目と鼻の先だ。これらの商圏から人の流れを呼び込めば、平日から週末・祝日まで切れ目のない多様な需要を取り込める。

 そのための吸引力として位置づけられるのが、芸術・文化拠点としてのイメージ戦略だ。日比谷は明治時代に「文明開化」のシンボル的存在となった鹿鳴館が位置したエリア。「ダンシングタワー」というコンセプトで波打つようなデザインをビルの外装に採用したのも、鹿鳴館で開かれた舞踏会になぞらえたイメージ戦略の一環だ。

 歴史経緯もあり近隣には日比谷公会堂(改修中)、日生劇場、東京宝塚劇場などの劇場や映画館も多数、集積する。ミッドタウン日比谷では、11スクリーン(約2200席)のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ日比谷」を新設して、既存の文化インフラに一層の厚みを加えた。

 日比谷の歴史や文化インフラの蓄積をミッドタウン自身の強みとして生かすには、周辺との一体感が欠かせないが、6階に設けられた庭園「パークビューガーデン」には日比谷公園と同種の樹木を植えて切れ目のなさを強調する。オープン後はミッドタウンが核となって、演劇をテーマにした「Hibiya Festival(日比谷フェスティバル)」を継続的に実施する計画だ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 鹿鳴館の地に新たな「ミッドタウン」 三井不動産が仕掛ける“文明開化”再現
  • 鹿鳴館の地に新たな「ミッドタウン」 三井不動産が仕掛ける“文明開化”再現
  • 鹿鳴館の地に新たな「ミッドタウン」 三井不動産が仕掛ける“文明開化”再現
  • 鹿鳴館の地に新たな「ミッドタウン」 三井不動産が仕掛ける“文明開化”再現
  • 鹿鳴館の地に新たな「ミッドタウン」 三井不動産が仕掛ける“文明開化”再現

「ニュース」のランキング