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【アメリカを読む】アカデミー賞、男性優位に変化の予感?

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 トランプ米大統領への批判が吹き荒れた昨年とは打って変わり、4日に米ロサンゼルスで開かれた第90回アカデミー賞は、声高な政治的訴えは影を潜め、代わって「多様性」に力点が置かれた式典となった。昨秋から大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏(65)の疑惑を機に相次ぎ発覚したセクハラ問題で映画界の体質が問われる中、性別、人種などさまざまな垣根の超越を訴える声が目立った。(ロサンゼルス 住井亨介)

女性の連帯

 「スリー・ビルボード」で主演女優賞に輝いたフランシス・マクドーマンドさん(60)が受賞スピーチで語った言葉が話題を呼んでいる。

 「最後に伝えたい二言がある。それは『インクルージョン・ライダー』っていう言葉」。

 「インクルージョン・ライダー」。英語圏でも聞き慣れないらしく、直訳すると「多様性を求める付帯条件」になるだろうか。

 英BBC(電子版)によると、映画制作にあたって、俳優やスタッフに採用する女性や人種的マイノリティ、障害者の比率を高めることを求めるというもので、メディア調査の専門家、ステイシー・スミス氏が提唱した考えだ。

 マクドーマンドさんは会場に座っていた女性の候補者や受賞者に立つよう促し、女性の連帯を強調。式の合間には、ワインスタイン氏からのセクハラ被害を実名で証言した女優、アシュレイ・ジャッドさん(49)らが男女平等をアピールし、大きな変化を予感させた。

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