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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】米朝急展開なぜ? 「斬首」への恐怖が金正恩氏を駆り立てる

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
米朝急展開なぜ? 「斬首」への恐怖が金正恩氏を駆り立てる

 韓国政府は早くも、「首脳会談後には南北離散家族の再会に向けた赤十字会談を開く」「南北軍事当局者会談など分野別の会談を進める」などと文大統領自身が与野党代表に伝えている。また金大中(キム・デジュン)元大統領と金正日(キム・ジョンイル)総書記の南北共同宣言(2000年)を記念した南北行事などが取り沙汰されるなど、もはや「南北融和時代」に先走っている。

 韓国のこうした態度を懸念する米国は、駐韓米国代理大使が韓国メディアを集めて「米韓合同軍事演習の再延期はない」とクギを刺すなど異例の措置を取っているが、北朝鮮は文政権の対北姿勢を最大限に利用しようとしている。

 韓国も北朝鮮も指導者が異様なほど機嫌がいい。金正恩、文在寅両氏は連日、満面の笑みである。構図としては日米VS南北となってきた。

 米ワシントンは「歓迎」と「警戒感」を同時にみせている。トランプ大統領も「非常に肯定的」としながらも「無駄な希望になるかもしれない」とツイートした。

 ワシントンの強硬派は「北朝鮮は信じられない」といい、対話派は「この機会を逃してはならない」と主張する。日本には拉致問題解決への「期待」がある一方で、懐疑的な見方や警戒感も根強い。制裁強化を含め日米の連携が重要な局面に入った。(編集委員)

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