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【江藤詩文の世界鉄道旅】トルコ・イスタンブールの交通(1)世界で2番目に古く、世界でいちばん短い地下鉄

世界でいちばん短い地下鉄「テュネル」の現在の車両
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 トルコ最大の都市イスタンブール(ちなみに首都はアンカラ)は、マルマラ海に面して開けている。ヨーロッパサイドとアジアサイドはボスフォラス海峡、旧市街と新市街は金角湾で隔てられ、中心部には公共交通網が張り巡らされている。さまざまなタイプの電車をはじめ、高速道路の専用レーンを走行するメトロバスに路線バス、乗り合いタクシー、クルーズ気分を味わえるフェリーなどなど、乗りもの好きにとってはアトラクションが揃ったアミューズメントパークのように魅力的な都市だ。

 バリエーション豊富な鉄道のなかでも、もっとも早く運行を開始したのが今回ご紹介する「テュネル」。金角湾に架かるガラタ橋の新市街側のたもとに位置する「カラキョイ駅」と丘の上にある「テュネル広場駅」のわずか1区間を、乗車時間たった2分たらずで結ぶ。

 “世界一短い地下鉄”ながらその歴史は長く、1863年に運行を開始したイギリス・ロンドンの地下鉄に次いで、世界で2番目に早い1875年に開業した。

 地下鉄と呼ばれるが、正確には地下に造られた単線ケーブルカー(地下ケーブル鉄道)で、2両編成の車両が交走式で運行している。線路が敷設されたトンネルの中央部には短い複線区間が設けられ、ここで車両がすれ違う。

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