PR

ニュース プレミアム

【日曜経済講座】エネルギー問題の「不都合な真実」 価値観抜きのリアリズム必要 中部大特任教授 細川昌彦

Messenger

 新聞や雑誌などで最近のエネルギー問題を見ると、「木を見て森を見ず」の記事が目につく。自らの価値観やストーリーに合った事実の「つまみ食い」だ。それに合わない「不都合な真実」には目をつぶる。「脱○○」の価値観、「日本は遅れている」との自虐的ストーリーだ。

 河野太郎外相の諮問機関「気候変動に関する有識者会合」が、2月にまとめた提言もそれを感じさせる。今後、日本の外交に反映される可能性があるだけに事は重大だ。

 私は価値観自体を否定するものではない。しかしエネルギー問題は、価値観抜きの「森を見るリアリズム」が必要だ。いくつかの「不都合な真実」を取り上げよう。

 まず、日本は脱石炭の世界の潮流から孤立しているのか、ということだ。昨年末、石炭火力に批判的な英国、フランス、カナダなどによる「脱石炭アライアンス(連合)」が発足した。こうした動きを捉えて、「日本は孤立している」との報道だ。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ