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【野口裕之の軍事情勢】中国が建てたアフリカ連合本部から大量の情報が上海に「自動送信」されていた!

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【野口裕之の軍事情勢】
中国が建てたアフリカ連合本部から大量の情報が上海に「自動送信」されていた!

握手する中国の王毅外相(右)とアフリカ連合のマハマト委員長=2月8日、北京(共同) 握手する中国の王毅外相(右)とアフリカ連合のマハマト委員長=2月8日、北京(共同)

 AU側は「建設に携わったすべての作業員に感謝」してはならなかった。中国は、海外での開発プロジェクトの際、セメントなど建設資材や労働者を自国より持ち込む。AU本部のプロジェクトでも同様だった。地元経済に配慮して、可能な限り現地産の資材や地元労働者を採用するわが国とは対極にある。

 それどころか、中国人労働者の中に中国人民解放軍所属のハッカーが紛れ込んだのは間違いない。賈主席が「AU委員会に贈った会議センターの『金のカギ』」は「バックドア=裏口」を作動させるカギだったのだ。

 中国が、ユーラシア大陸~アフリカ大陸に至る現代版シルクロード《広域経済圏構想=一帯一路》内の国々で「バックドア=裏口」を仕掛けまくれば、中国の《広域経済圏》は、中国の《広域諜報圏》と化すだろう。

中国伝統の「自爆史」が炸裂

 けれども、自らの振る舞いで窮地・国損を誘発する中国伝統の「自爆史」は“健在”だった。

 中国商務省のまとめで、中国企業が2017年に海外で行った直接投資(金融分野を除く)は13兆円で、前年を29・4%も下回った。中国の対外投資額で前年割れは03年の統計公表開始後、初めて。原因は、海外への不正な資金流出を警戒する中国政府の規制強化もあるが、決定打は安全保障上の理由に基づく被投資国の拒絶反応であった。

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