PR

ニュース プレミアム

【日曜経済講座】台湾経済と「新南向政策」 新たな日台協力の構築を フジサンケイビジネスアイ編集長 山本秀也

Messenger

 戦後の台湾史を振り返ると、経済成長の維持は台湾海峡の安全を支える重要なファクターであった。1990年代以降、貿易・投資を含む中台交流が広がる中で、台湾の政権は大国化した中国との「距離感」を軸に政策のかじを取っている。ここでは蔡英文政権(民主進歩党)の経済運営を検討し、併せて日台の経済連携を考えたい。

 まずは概況をみよう。行政院(内閣)主計総処は、今年の実質域内総生産(GDP)が前年比2.42%増に達するとの見通しを示した。昨年11月の予想(2.29%)を0.13ポイント上方修正する内容だ。

 むろん、これはGDPの伸びが5~10%に達した10年ほど前の状況と比較できる水準にはない。だが、中国との協調路線を強めた馬英九前政権(中国国民党)は、政権末期の2015年に1%を割り込む低成長に陥っていた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ