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【スポーツ異聞】韓国、五輪「成功」、開幕前からパラも「成功」と自賛するが…待ち受ける難題

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【スポーツ異聞】
韓国、五輪「成功」、開幕前からパラも「成功」と自賛するが…待ち受ける難題

2月25日に行われた平昌五輪の閉会式で関係者らと談笑するIOCのトーマス・バッハ会長(右)と韓国の文在寅大統領(中央)。施設の事後活用法などで今後は難題が待ち構える(ロイター) 2月25日に行われた平昌五輪の閉会式で関係者らと談笑するIOCのトーマス・バッハ会長(右)と韓国の文在寅大統領(中央)。施設の事後活用法などで今後は難題が待ち構える(ロイター)

 しかし、この数値を単純に受け入れていいのか、韓国メディアが疑問視している。朝鮮日報は、昨年10月末に31%だったチケット販売率が約1カ月後に53%に跳ね上がった事例を紹介。韓国では大きな国際スポーツ大会が開催されるたびに地方自治体や国営企業、民間企業などが大量にチケットを購入し、空席を埋めてきたことが今回も行われたと指摘した。

 中央日報は平昌五輪で「実際、競技場には空席が多かった」とし、米ニューヨーク・タイムズ、英デイリー・メールなどがチケットが完売とされたのに「観客席は半分も埋まらなかったと指摘した」と伝えた。アルペンスキー男子滑降金メダリスト、アクセルルント・スビンダル(ノルウェー)は観客の少なさを嘆いていた。文化体育観光省が実施した世論調査で競技場で観戦すると回答したのは7.1%に留まっていた。

 「ほぼ完売」と李委員長が明言した平昌パラリンピックの入場券の販売状況(目標数22万枚)を見ると、昨年10月30日時点では4%にとどまり「関心はより低い」と朝鮮日報は伝えていた。2カ月後も37%と低迷したままだったが、今年1月31日には83.2%と急増していた。

 最近の五輪で閉幕後の重要課題となっているスタジアムの活用法に関して、李委員長は4年後の北京五輪に向けて種目別国際連盟(IF)が江陵と平昌に設けられた良い施設を活用できるとし、「強化練習場で施設を多く愛用してもらいたい」と呼びかけた。

 平昌五輪では12カ所の競技場で競技が行われた。このうちスピードスケートを実施した江陵オーバル、アイスホッケーの会場の一つである江陵ホッケーセンター、旌善アルパイン競技場の3つで事後活用法が未定とされる。

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