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【法廷から】「ちっちゃい骨にしようと…」千葉・酒々井町のバラバラ殺人 弟殺した姉は

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【法廷から】
「ちっちゃい骨にしようと…」千葉・酒々井町のバラバラ殺人 弟殺した姉は

死体損壊などの疑いで逮捕され、千葉県警本部に移送される竹内愛美容疑者(中央)=平成28年9月13日、県警佐倉署(林修太郎撮影) 死体損壊などの疑いで逮捕され、千葉県警本部に移送される竹内愛美容疑者(中央)=平成28年9月13日、県警佐倉署(林修太郎撮影)

 「普通、弟が死ぬという重大な事態にそんな余裕はあるか」と弁護人が問いかけると、愛美被告は「やばいな、と思う」。まるで他人ごとのように、無表情でさらりと言ってのけた。

 死亡した諒さんの姿を見て、愛美被告は2年半前に心筋梗塞で亡くなり、荼毘(だび)に付された父親の姿を重ねたようだ。「父親の火葬後、(火葬炉から)父が小さくなって出てきた記憶が頭に浮かんだ。(諒も)それにするしかない、ちっちゃい骨にしようと思った」。のこぎりで諒さんの遺体を解体し、包丁で肉をはいだ。骨はハンマーで割って細かくした。

 被告人質問では、事件と直接関連のない事柄についてはすらすら話したが、犯行の具体的な経緯や方法について問われると、「覚えていない」「そうかもしれない」などと曖昧な受け答えをしたり、証言を二転三転させたりした。その姿はまるで教師や親に叱られ、言い逃れする子供のようだった。

 最終陳述では便箋7枚に思いの丈を記したが、「1、2分にまとめてください」と高木順子裁判長に諭された。「まだ21の年齢の大事な弟を私のせいで(結果的に)殺してしまい、人間じゃないようなことをしてしまいました」。時折、はなをすすり、泣いているようにも聞こえたが、饒舌に話し続けた。「諒に『ごめんね、今までありがとう』っていつもお祈りしています。後悔と絶望しかありません」

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