PR

ニュース プレミアム

【びっくりサイエンス】世界最大の頭脳集団「中国科学院」 共産党が強力に後押し、日本との勢いの差は歴然 垣間見える課題も

Messenger

 さらには複数の大学も所管。このうち中国科学技術大学(安徽省)は、“最強の暗号”といわれる量子暗号の実用化に向けた研究で世界をリードする物理学者の潘建偉氏が副学長を務めている。研究に用いられている大型の実験衛星「墨子号」は中国科学院傘下の国家宇宙科学センターが開発して打ち上げたものだ。

 中国科学院の年間予算は2015年時点で約8600億円。近年の伸び率を考えると、今年は既に1兆円を超えていてもおかしくない。これに対して理研の今年度予算は10分の1ほどの965億円だ。

 年間予算は1998年から2015年までの17年間で10倍以上に膨れあがっている。背景としては、急激な経済成長に加え、「科学技術進歩法」という中国独自の法律によって“科学技術投資の伸び率は国家歳入の伸び率を上回らねばならない”と定められていることが大きい。

 この法律により、中国科学院だけでなく大学や他の研究機関でも予算の増額が続いている。国別の科学技術の年間論文数が米国を抜いて世界一になったのも当然だろう。この間、日本では「大学改革」によって運営費交付金が削減されるなどし、研究レベルの低下が続いてきた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ