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食品添加物「無添加」「不使用」のほうが安全なのか 

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食品添加物「無添加」「不使用」のほうが安全なのか 

加工食品で目にする「無添加」「不使用」の表示。日本添加物協会は「消費者に誤認を与える」として自粛を求めている(平沢裕子撮影) 加工食品で目にする「無添加」「不使用」の表示。日本添加物協会は「消費者に誤認を与える」として自粛を求めている(平沢裕子撮影)

 ・ソルビン酸 0・3%(保存料)

 ・安息香酸 0・4%(保存料)

 ・食用赤色3号 0・03%(着色料)

 いずれもADIの100分の1以下。健康に悪影響のない摂取量だ。

「危ない」イメージ払拭できず

 厚労省のデータが、健康にまったく悪影響なしという結果を示しても食品添加物は消費者に嫌われている。

 食品添加物は、1950年代後半から70年代にかけ、死亡事故や発がん性が問題になったのだ。「添加物は危ない」との印象が広まった。80年代には「無添加」「不使用」商品の開発・販売が相次いだ。

 「『無添加食品』が世の中にあふれているのは、この歴史のせいです」と指摘するのは、近畿大の有路昌彦(ありじ・まさひこ)教授だ。内閣府食品安全委員会委員を務める。

 しかし、当時問題視された添加物は、その後使用禁止になり、今は使われていない。

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