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【大前恵の勝つための食育】野菜は肉の3倍摂取? 食事の基本は「楽しく食べること」

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【大前恵の勝つための食育】
野菜は肉の3倍摂取? 食事の基本は「楽しく食べること」

JOCが開いた平昌五輪の日本選手の栄養支援施設では、野菜も豊富に用意されている。食事の基本は楽しく食べること(共同) JOCが開いた平昌五輪の日本選手の栄養支援施設では、野菜も豊富に用意されている。食事の基本は楽しく食べること(共同)

 でも、これらの野菜を肉の3倍食べようとすると、肝心の肉の前におなかがふくらんでしまいそうです。育ち盛りの子供たちには、アスリートと同じく筋肉などをつくるために必要なタンパク質をたくさん取ってほしいと思っています。

 炭水化物のご飯も、大人と同じ茶碗によそってもいいくらいです。理想をいえば、毎食にヨーグルトやフルーツもあったほうがベストです。市販されている果肉入りのヨーグルトでも、「栄養フルコース型」の食生活を習慣つけるためには十分です。

 「1日30品目」など多くの食品を取ることは、理想とはいえ、なかなか難しいです。神経質になれば、せっかくの食事も楽しくなくなります。栄養管理はもちろん、大切ですが、すべてが方程式のようにしっかりと計算されるということでもありません。肩の力を抜いて、必要な栄養を簡単に取ることができる「栄養フルコース型」の食事から、食べることを楽しんでみてください。

 ■大前恵(おおまえ・けい)1968年1月生まれ。大妻女子大家政学部・食物学科卒業時に管理栄養士の資格を取得。PR会社勤務、主婦を経て、99年に明治に入社。プロ野球やサッカーの選手らを栄養面でサポート。明治がサポートする野球日本代表「侍ジャパン」やバレーボール女子日本代表などの大会や合宿などにも帯同する。モットーは「栄養にできることはたくさんある」。

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