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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】北はタダでは動かない 五輪費用丸抱え制裁違反も同然 「反北」取り締まりまで

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
北はタダでは動かない 五輪費用丸抱え制裁違反も同然 「反北」取り締まりまで

 そもそも平昌五輪の「前夜祭」をなぜ、北朝鮮で行うのか?

 実は、北朝鮮での行事提案はすべて韓国側が行ったものだという。韓国紙によると、「前夜祭」もスキー合宿も合同入場も文在寅政権の立案した「平和オリンピック構想」で、昨夏から北朝鮮に提案していたという。

 金剛山は北朝鮮の景勝地で、金大中政権時代に南北が協力しての観光事業として現代財閥が開発、多くの韓国人が訪れて北朝鮮の収入源となった。しかし2008年、金剛山で北朝鮮兵士による韓国人観光客射殺事件が発生。観光事業は中断、施設は閉鎖となった。韓国側は北朝鮮に謝罪や再発防止を要求したが、北朝鮮が応ぜず、係争の原因となった場所である。

 今回、それが事実上の解禁となる。しかし、韓国政府は自国民が殺害された地で祝典を行う理由を説明していない。

 馬息嶺スキー場での「南北合宿」も、五輪行事としては実は不可解なのだ。何のための合宿なのか不明で、さしずめ「金委員長のスキー場」での南北交流といったところか。

「制裁は順守する」というが…

 国際オリンピック委員会(IOC)と韓国、北朝鮮当局者の協議で、北朝鮮選手たちの使用する装備などはIOCと協力団体が支援することが決定している。選手村や競技場での消耗品は韓国側の負担となり、芸術団や応援団の滞在費なども韓国負担となった。

 韓国の文化体育観光相は「制裁品目の問題は韓国外務省、国連などと協議して対応する」としているが、南北行事の経費やスタッフ経費など、すべてが韓国負担となりそうだ。

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