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【スゴテク企業】オフィスの書類を世界最小レベルに裁断するスゴ腕シュレッダー 変わり種技術で世界首位目指す

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【スゴテク企業】
オフィスの書類を世界最小レベルに裁断するスゴ腕シュレッダー 変わり種技術で世界首位目指す

「第7回ものづくり日本大賞」の優秀賞を受賞したシュレッダー「kiwami F6」を囲む松本弘一社長(右から2人目)と開発者ら=22日、群馬県藤岡市 「第7回ものづくり日本大賞」の優秀賞を受賞したシュレッダー「kiwami F6」を囲む松本弘一社長(右から2人目)と開発者ら=22日、群馬県藤岡市

 群馬県藤岡市に工場を持ち、オフィスなどの書類を世界最小レベルの0・7ミリ×3・5ミリに裁断できるシュレッダーの技術で定評があるサカエ(東京都港区)。今月には経済産業省主催の「第7回ものづくり日本大賞」の優秀賞を受賞したが、守備範囲は事務機器にとどまらない。ヒーター機器、医用・科学機器も加えた3本柱で世界トップを狙う。根底にあるのは、新しい製品を追求し続ける「技術屋魂」だ。

 サカエは、最新ジェット機の手洗い用温水器など向けにヒーターをOEM(相手先ブランドによる生産)供給。医用機器では、わずか1滴の血液で即座に糖尿病検査ができる分析装置を開発している。

 一風変わっているが、確かな技術を持つサカエのルーツは、松本弘一社長(63)の祖父、藤彦さんが昭和23年に設立したオフィス関連器具販売、三栄(東京都港区)にある。三栄はキャビネットなどを米国から輸入、納品していたが、自社で製品を作ろうと、松本社長の父、弘さんが27年に創業したのがサカエだ。

 群馬との関わりが始まったのは、その7年後。太田市に群馬製作所を設立した取引先の三菱電機(東京都千代田区)から板金関係事業で協力を打診され、伊勢崎市境町に工場を取得。以降、OEMで技術力を磨いていった。

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