産経ニュース

【野口裕之の軍事情勢】中国軍、朝鮮戦争再開に備え臨戦態勢に 海軍陸戦隊版「仁川上陸作戦」とは!?

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【野口裕之の軍事情勢】
中国軍、朝鮮戦争再開に備え臨戦態勢に 海軍陸戦隊版「仁川上陸作戦」とは!?

 韓国の文在寅政権や支持団体など北朝鮮との同化を謀るサヨク陣営は、北朝鮮の平昌五輪参加ではしゃいでいるが、中国・習近平指導部では人民解放軍部隊の大規模移動など、朝鮮戦争(1950~53年休戦)再開に備え臨戦態勢に入っており、危機認識の圧倒的格差を露呈している。反習近平派将軍の大粛清も、中国人民解放軍が一体となって朝鮮戦争再開に対処する布石という側面もある。(※1月22日にアップされた記事を再掲載しています)

 ところが、朝鮮戦争緒戦で先鋒となる北部戦区(旧瀋陽軍区)は、習近平・国家主席の軍高官粛清や露骨な人事介入にもかかわらず依然、反習近平派の牙城のままだ。兵員削減の大ナタをふるわれた陸軍を中心に習近平指導部への不満も鬱積。かかる人民解放軍内の軍令・軍政の乱れは、朝鮮戦争再開で米軍プレゼンスの優位性を誘発するのなら、わが国としては歓迎すべき事象だ。

 ただ、人民解放軍が北朝鮮に進攻する場合、北朝鮮・朝鮮人民軍に味方し米軍と対峙、膠着状態に持ち込んで戦争を回避するのか? はたまた、習近平指導部に反発し始めた北朝鮮の頭越しに米中密約を具現化し、非核化に向け北朝鮮北部の核・ミサイル関連施設を占領するのか? 確たる展開は不透明感に包まれているが、人民解放軍海軍の陸戦隊がカギの一つを握っている。

続きを読む

「ニュース」のランキング