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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】(3)慰安婦の実態 当時検診した95歳の元軍医が証言

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【海峡を越えて 「朝のくに」ものがたり】
(3)慰安婦の実態 当時検診した95歳の元軍医が証言

 編集を担当した長尾周幸(かねゆき)(88)=30回生=は「世界中に慰安婦像が建ち、事実でないことがまかり通っていることは到底容認できない。今こそ実際に当時のことを見聞きしている人間が立ち上がり、声を上げねばならないと思った」と力を込める。

 そして、この呼びかけに、元軍医の先輩から興味深い証言が寄せられた。

 ◆経営者は民間人業者

 高地(たかち)俊介(95)は同中の20回生。卒業後の昭和14年、平壌医専へと進む。高地が入学したときの医専は1学年の定員70人のうち、朝鮮人が25人、日本人が45人。教授陣は外科が東大系、内科・小児科は九大系で、レベルが高かったという。

 高地は17年秋に卒業、陸軍の短期現役軍医試験を受けて合格した。短い教育期間を経て、翌18年1月には、中支・漢口(現中国武漢市の一部)近くの陸軍第39師団へ軍医として派遣される。「戦争が激しくなるにつれ軍医も不足し、私たちはインスタント養成され、すぐに前線へやられた。戦死したら補う“消耗軍医”だったわけですよ」

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