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落語家が話芸を活字で残す理由 柳家小満ん師匠すでに27巻をネット通販

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落語家が話芸を活字で残す理由 柳家小満ん師匠すでに27巻をネット通販

実際にしゃべった内容を後進のためにテキストにしてネット通販している落語家の柳家小満ん師匠 実際にしゃべった内容を後進のためにテキストにしてネット通販している落語家の柳家小満ん師匠

ネタはまだまだ増えていく

 「大概のものをやっている」と言うように、小満ん師匠は、持ちネタが多いことで知られる。磨き抜いた厳選のネタしかやらなかった師匠の文楽とは正反対だ。

 「それは40年以上、自分の勉強会が続いているから」

 二つ目(真打ちの1つ前)のときから、「柳家小満んの会」を隔月で始めた。「お前は私さえ見ていればいい」「落語なんてどうだっていいんだよ」。文楽のそんな教え方に悩んでいたときに、「勉強会を仕切ってあげよう」と申し出る人がいて始まった。

 楽屋に、師匠手ずから「桂文楽」と書いたのし紙がついた祝いのビールが1ダース届いた。「おかげさまで、お客がいっぱい入りました」。終演後、報告を聞いた師匠は笑顔で言った。

 「勉強した者が勝ちだよ」

 「『落語なんてどうでもいい』という言葉とは裏腹。ほんとに、両方の言葉が大事だなと思いました。落語より、世間を、人を見て、自分の了見を磨くのが先だってこと。そして、勉強した者が勝ちだよということ。そして、この会はずーっと続いている。同じネタをやるのは10年に1度くらい。だから、自然とネタも増えるんです」

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