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【開発ヒストリー】eスポーツ意識「誰でも分かるすごさ」重視 カプコン「ストリートファイター5」

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【開発ヒストリー】
eスポーツ意識「誰でも分かるすごさ」重視 カプコン「ストリートファイター5」

千葉・幕張メッセで開かれたストリートファイター5のエキシビションマッチ=平成29年9月(宮川浩和撮影) 千葉・幕張メッセで開かれたストリートファイター5のエキシビションマッチ=平成29年9月(宮川浩和撮影)

 「昇龍拳!」「波動拳!」-。1990年代前半、学校帰りの中高生はゲームセンターという“戦場”に、見知らぬ相手と「ストリートファイター2(スト2)」で戦うために殺到した。カプコンが開発し、ゲーム業界に一大ブームを巻き起こした格闘ゲームの元祖、スト2は現在の米国や韓国で普及している「デジタルゲーム」の腕前を競い合う「eスポーツ」の源流ともいえる。その後もシリーズを重ね、現在の5作目、ストリートファイター5(スト5)では家庭用ゲーム機とパソコンを“戦場”に、日々、世界中のファイターがインターネットを介して戦っている。

 スト5は前作のスト4から8年ぶりとなる平成28年2月に発表。過去のシリーズ同様、8方向に操作できるキー(レバー)と6つのボタンを使い、弱中強の3段階でパンチやキックの「通常技」を出せる。操作を組み合わせれば、上方向にパンチを放ちながら跳び上がる「昇龍拳」などの「必殺技」も可能。多様な通常技や必殺技で相手の体力をゼロにすれば勝利となる。

 カプコンの綾野智章プロデューサーは「スト5で前作のイメージを継承すべきか、一から作り直すか、かなり悩んだ」という。というのも前作はバージョンアップを繰り返し、世界中で多くのファンを獲得したからだ。

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