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もう「付け合わせ」なんて言わせない! 千葉・香取市発おいしい~マッシュルームを食卓に

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もう「付け合わせ」なんて言わせない! 千葉・香取市発おいしい~マッシュルームを食卓に

マッシュルーム生産の菌舎を案内する(左から)菅佐原芳夫社長と徹哉専務=千葉県香取市 マッシュルーム生産の菌舎を案内する(左から)菅佐原芳夫社長と徹哉専務=千葉県香取市

 洋食の付け合わせなどでおなじみのマッシュルーム。しかし、メーンディッシュの添え物に甘んじる扱いに異を唱え、本物のおいしさを消費者に伝えようと励む生産者がいる。千葉県香取市の「芳源(よしもと)マッシュルーム」。「いいだしがとれシイタケよりもおいしい。しかし、正しく知ってもらえていない」。同社の菅佐原芳夫社長(63)は現状を嘆く。

 5分の1

 農林水産省によると、平成26年の国内のマッシュルーム収穫量は約5600トン。このうち約2千トンが千葉県産で、ほぼすべてを同社が生産する。一昨年は約3千トンと年々伸び、岡山県の農場とともに国内生産をリードする有数の生産者だ。

 実は、国内のマッシュルーム生産のピークは昭和49年までさかのぼり、年々減少し続けてきた。日本人の消費量は当時の5分の1にすぎないという。原因の一つが原料の問題。マッシュルームは藁(わら)を発酵させて作る。「昔はトラックで米農家を周り脱穀した藁を1年分かき集めた」という重労働だったが、その藁が米農家の機械化・兼業化とともに入手しづらくなった。田んぼにコンバインが入り、藁を裁断・焼却してしまうためだ。現在は中央競馬会の美浦トレーニングセンター(茨城県美浦村)で使われた馬厩肥(ばきゅうひ)を入手し、年間を通じて安定的に藁を確保している。

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