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【オススメ映画】山田洋次監督「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」 テーマは主婦への賛歌

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【オススメ映画】
山田洋次監督「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」 テーマは主婦への賛歌

「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」の撮影風景。和やかな雰囲気が漂う 「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」の撮影風景。和やかな雰囲気が漂う

 50年以上にわたって家族の姿を撮り続けてきた山田洋次監督(86)の人気喜劇「家族はつらいよ」シリーズの第3作「妻よ薔薇(ばら)のように 家族はつらいよIII」(5月公開)の製作が進んでいる。第1作は「熟年離婚」、第2作は「無縁社会」がテーマだが、今回は「主婦への賛歌」。中心人物は、真面目に家事を切り盛りしてきた平田家の主婦、史枝(夏川結衣)だ。

 育ち盛りの息子2人に夫の幸之助(西村まさ彦)、その両親の周造(橋爪功)と富子(吉行和子)-と3世代でにぎやかに暮らす一家。ある日、泥棒に忍び込まれ、隠していた史枝のへそくりを盗まれてしまう。「俺の稼いだ金で…」。頑固者で家事を軽視する夫の嫌みに積年の不満を爆発させた史枝は、家を飛び出してしまう。

 今作も中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優ら一族が総出演。平田家の家事は機能不全に陥り、初めて家族そろって史枝のありがたみを感じ取る。タイトルに「妻よ薔薇のように」と冠を付けたのは、女性の生き方を描くことにたけた成瀬巳喜男監督が手がけた昭和10年の「妻よ薔薇のやうに」へのオマージュだ。

 昨年11月、東京都世田谷区の東宝スタジオで、史枝が一向に帰らず、困り果てた周造らが緊急家族会議を開くシーンの撮影が行われた。

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