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なぜ「けものフレンズ」は2017年の“覇権アニメ”になったのか

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なぜ「けものフレンズ」は2017年の“覇権アニメ”になったのか

「けものフレンズ」(C)けものフレンズプロジェクトA 「けものフレンズ」(C)けものフレンズプロジェクトA

 10月になると、KADOKAWAの井上伸一郎専務がツイッターで、ヤオヨロズ側との交渉開始を明らかにしたことで、事態は一旦収束した。ところが、12月27日にヤオヨロズの福原氏が、「2期を外れる事に関しては覆りませんでした」とツイート。この“最終通告”に、多くのファンが落胆した。

 ほんわかした世界を描いたアニメの裏側の、制作者たちによる世知辛い騒動に、ファンが失望したのだった。それでも続編を待っているファンは多い。

記者が選ぶベスト3

 ここで、「けものフレンズ」以外のアニメも含めて、記者が個人的に選ぶ17年ベスト3と、その理由を挙げたい。

 【3位】「メイドインアビス」

 ほんわかファンタジー系を思わせる絵柄だが、壮絶かつ闇の深さを感じさせる作品だ。未知の穴「アビス」の探索に少年少女が挑む…という筋書きなのだが、「腕を切断する際は、まず骨を折ってからだと切りやすい」など、現実社会では生かしたくない知見も得られる。原作漫画も良いが、アニメ版の背景美術と音楽が実に美しく、見ていてワクワク。アニメ化により、作品が相乗効果で進化(深化?)した好例。

 【2位】「サクラクエスト

 富山のアニメ制作会社「P.A.WORKS」が手がける“お仕事系”シリーズの第3弾。まちおこしをテーマに、5人の若き女子たちが街中を駆け回る。登場するまちおこしのアイデアやトラブルが、いずれも実際にありそう&微妙なクオリティなのが妙に現実的。オリジナル作品というのも◎。「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く今作は、「アニメ界の朝ドラ」だ。

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