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“忘れられた”写真家の暗室に眠っていたジャズの大物未発表写真の数々 

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“忘れられた”写真家の暗室に眠っていたジャズの大物未発表写真の数々 

「帝王」の異名をもつトランペット奏者、マイルス・デイビスだが、ここでは威嚇するというより、カメラに向けてポーズをとっているように見える 「帝王」の異名をもつトランペット奏者、マイルス・デイビスだが、ここでは威嚇するというより、カメラに向けてポーズをとっているように見える

 1960年代以降というジャズの青春期から熟年期にかけて、まだ元気だった巨人と呼ぶにふさわしい大勢の大御所演奏家らの姿を捉え続けた1人の日本人カメラマンがいた。阿部克自さん。演奏家らからは「K・Abe」と親しまれ、2008年に78歳でこの世を去った。没後10年、自宅の暗室から大量の未発表写真が見つかった。「忘れられた写真家」に再びスポットライトが当たっている。

暗室に眠る無数のプリント

 「父は撮りためた写真を六つ切り(大全紙を6分の1に切り分けたサイズ)の印画紙にプリント。これを、印画紙が入っていた箱に入れて暗室の中ら保管していました。全部で何枚あるのか分かりません。過去に私が、一部を公表したことはありますが、それでも7割以上は未発表のまま眠り続けているのです」

 そう話すのは、阿部さんの長男、昇さん(57)だ。昇さんもカメラマンだ。ただし、静止画ではなく動画の道に進んだ。NHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」の撮影などを担当しいる。

 「静止画では父親を超えられないだろうと考え、しかし、映像ほか選択肢はなかったので動画の道を選びました」

 そんな昇さんが、旧知の仲で音楽関連書籍の出版社、シンコーミュージック・エンタテインメント(東京都千代田区)の草野夏矢社長(57)から、克自さんの個展を、と持ちかけられた。これをきっかけに、暗室という宇宙に眠る未整理の写真という星を数え始めた。

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