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初の便秘「診療ガイドライン」まとまる 解消に効果とされた食物繊維やヨーグルトが実は…

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初の便秘「診療ガイドライン」まとまる 解消に効果とされた食物繊維やヨーグルトが実は…

ブリストルスケールによって分類される便の形状 ブリストルスケールによって分類される便の形状

快便法知り予防

 便秘の原因は多岐にわたるが、加齢とともに便秘が増えるのは、運動や食事の量が減るのに加え、病気になったり薬を服用したりする人が多いことも関係している。

 病気ではパーキンソン病やレビー小体型認知症、進行した糖尿病が、薬ではがんの痛み止めに使うオピオイドや鬱病の治療薬が、高頻度に便秘を起こすことが知られている。

 60歳以下の女性の場合は、ダイエット経験がある人や昼食摂取が少ない人ほど便秘が多い。

 一方、快便の人に共通してみられる生活習慣として、女性は「一口の咀嚼(そしゃく)回数が30回以上」、男性は「1日当たり1500ミリリットル以上の水分を摂取」を指摘する研究がある。

「弱い推奨

 ところで、便秘の治療といえば、「適切な食事と運動」など生活習慣改善を思い浮かべる人は多い。中でもヨーグルトなどのプロバイオティクスや食物繊維の摂取、腹壁マッサージは、手軽にできる便秘対策としてよく知られている。

 ところが、ガイドラインでは、これらの方法は、積極的に勧めるほどでない「弱い推奨」にとどまっている。

 しかも、食物繊維については、「過剰摂取は便秘を増悪(ぞうあく=悪化)する」とし、多く摂取すればいいというものでもないようだ。もっとも、不足している場合の摂取は「効果あり」としているので、適量であることが大切ということのようだ。

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