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「宇宙強国」国家目標の中国 2040年に原子力スペースシャトル開発、小惑星資源採掘で「米露」陵駕の野望

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「宇宙強国」国家目標の中国 2040年に原子力スペースシャトル開発、小惑星資源採掘で「米露」陵駕の野望

11月5日、中国四川省の西昌衛星発射センターで、ロケット「長征3号乙」を使って打ち上げられる測位衛星「北斗3号」(ロイター)。宇宙強国を目指す中国は2040年までに原子力スペースシャトルを開発する計画だ 11月5日、中国四川省の西昌衛星発射センターで、ロケット「長征3号乙」を使って打ち上げられる測位衛星「北斗3号」(ロイター)。宇宙強国を目指す中国は2040年までに原子力スペースシャトルを開発する計画だ

 2030年までに米国やロシアと並ぶ「宇宙強国」入りを掲げる中国の新たな宇宙計画が明らかになった。今後約20年をかけ、40年ごろまでに原子力スペースシャトルを開発するというのだ。宇宙開発の原則として「平和的な発展」をうたう中国だが、その狙いは宇宙空間の軍事力を強化し米国を凌駕することにある。中国のスペースシャトルからミサイルが発射され、米国の軍事衛星を破壊する-。こうしたSF小説のような事態が近未来に起こりうるかもしれない。(中国総局 西見由章)

  中国のロケット開発を担う中国航天科技集団ロケット技術研究院は11月中旬、「宇宙輸送システム開発ロードマップ」を発表し、主力ロケット「長征」シリーズの長期計画を示した。

 計画によると、20年までに低コストの中型運搬ロケット「長征8号」を初飛行させ、全世界に向けて多様化された商業衛星打ち上げサービスを提供する。

 25年前後には再利用可能な準軌道飛行運搬ロケットを開発し、準軌道飛行による宇宙旅行が可能となる。

 30年ごろには大型運搬ロケットの初飛行に成功。有人月面着陸や火星でのサンプル採集と地球帰還に必要な運搬能力を提供する。

 35年ごろには運搬ロケットの完全再利用化を実現する。

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