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「偏差値40」「役立たず」「ボケが!」アカハラ、飛び降り、今度はパワハラ…山形大で何が起きているのか

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「偏差値40」「役立たず」「ボケが!」アカハラ、飛び降り、今度はパワハラ…山形大で何が起きているのか

センター長の手書きとみられる筆跡の書き置き(山形大学職員組合提供) センター長の手書きとみられる筆跡の書き置き(山形大学職員組合提供)

 こんな罵倒に、男性技術支援職員は、ドメスティックバイオレンス(DV)を受けた女性のように指の震えが止まらず、身体に引きつった様子が残るなど、典型的な心的外傷後ストレス障害(PTSD)症状を発症しているという。

 このため、職員組合は、大学教授から引き離すことを提案した。職員組合副執行委員長の仁科辰夫教授は「被害者保護を最優先に考えた」と、当時の措置が緊急避難だったことを明かす。

 一方、50歳前後の男性職員のケースでは、同大のハラスメント窓口にした相談が大学上層部には伝わらず、逆に大学側から雇い止めを言い渡されたという。

 女性職員にハサミ投げつけたり、退職による研究開発の遅れを寄付で強要する問題もあったという。

 職員組合は、組合が把握しているだけで10人前後の職員が退職したとしているが、センター関係者は「有期雇用の職員もあり、企業との研究の終了があれば退職となる場合もある。一概に(パワハラで)退職せざるを得ない状況にあったとはいえない」と説明している。

 こうした現状に職員組合の品川敦紀委員長は「机に残した書き置き画像や、『偏差値40』などの暴言は名誉毀損(きそん)。職員が学内のハラスメント委員会に訴えても、委員会の構成メンバーが大学内の上司、部下の関係にあるため、ハラスメントの訴えをまともに取り扱わない大学の体質にこそ問題がある」と大学側に組織の改善を求めている。

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