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【クローズアップ科学】ヒトiPS細胞10年 山中伸弥・京都大教授に聞く 患者の思い胸に「これからが正念場」 

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【クローズアップ科学】
ヒトiPS細胞10年 山中伸弥・京都大教授に聞く 患者の思い胸に「これからが正念場」 

ヒトiPS細胞の発表から10年の思いを語る山中伸弥・京都大教授=10月30日、京都市左京区の同大iPS細胞研究所(寺口純平撮影) ヒトiPS細胞の発表から10年の思いを語る山中伸弥・京都大教授=10月30日、京都市左京区の同大iPS細胞研究所(寺口純平撮影)

 --趣味のマラソンは続けているか

 「平日の昼休みは研究所近くの鴨川や南禅寺あたりを30分走っている。休日は自宅近くの大阪城、東京出張時は皇居の周り。仕事で疲れた脳内を、iPS細胞の作製のように初期化して真っ白にできるので、間違いなくプラスに働いている。今年2月の京都マラソンで自己ベストの3時間27分42秒を出せた。11月には大阪マラソンに出場する。来年2月に出場する別府大分毎日マラソンは一応、2020年東京五輪の代表選考につながるレースだそうで、可能性はゼロではない(笑)。ひょっとしたら何かの間違いが起こるかもしれない」

【プロフィル】やまなか・しんや 1962年、大阪市生まれ。神戸大医学部卒、大阪市立大大学院博士課程修了。2004年、京都大教授。10年、同大iPS細胞研究所所長。12年、ノーベル医学・生理学賞。家族は皮膚科医の妻、いずれも医大を卒業し研修医となった娘2人。

広がる臨床研究 細胞作製の迅速化が課題

 iPS細胞の研究で最も注目が集まっているのは、病気やけがで損傷した患部に新たな細胞や組織を移植する再生医療だ。理化学研究所などが2014年、世界初の移植手術を実施して道を開いた。

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