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【正論11月号】攻防・慰安婦問題 「世界の記憶」登録なら国連分担金は凍結だ

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【正論11月号】
攻防・慰安婦問題 「世界の記憶」登録なら国連分担金は凍結だ

ケント・ギルバート氏(古厩正樹撮影) ケント・ギルバート氏(古厩正樹撮影)

※この記事は、月刊「正論11月号」から転載しました。ご購入はこちらへ。

カリフォルニア州弁護士 ケント・ギルバート×衆院議員 義家弘介

 義家弘介氏 ケントさんとは初めての対談となりますね。慰安婦問題もそうですが日本人に向けたケントさんからの警鐘の数々、非常に興味深く勉強させていただいています。最近では『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社+α新書)を読んで多くのことを考えさせられました。日本、中国、韓国は同じ儒教圏で一括りにされがちですが、つぶさに見ると全然違っていて、それが色々な分野-今日のテーマとなっている慰安婦問題や徴用工の問題もそのひとつだと思います-でことごとく不協和音を招き、齟齬を来している構造を時局と重ね合わせながら読み解いておられる。『日本人は「国際感覚」なんてゴミ箱へ捨てろ!』(祥伝社)も『ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人』(PHP新書)も読ませていただきましたが、どれも日本人が改めて考え直さなければならない貴重な視座に満ちていると思うのです。

 ケント・ギルバート氏 有り難うございます。私も義家先生との対談を楽しみにしていました。日本には多くの問題がありますが、特に戦後に歪められた教育が正常化すれば、解決の糸口が見いだせる部分がかなりある。ヤンキーという不良の世界も経験し、一念発起されて教職の道を歩まれ、そして今、政治家として教育行政を支え、日教組と戦っておられる義家先生の姿に敬意を抱いております。本日のテーマには義家先生が文部科学副大臣として戦って来られた部分もあるでしょうから、そういう意味でも楽しみにしています。

私たちが考えるべきこと

 義家氏 まず徴用工の問題から考えましょうか。八月、韓国の文在寅大統領が就任一〇〇日の記者会見で、日本の朝鮮統治時代の徴用工について言及し、一九六五年の国交正常化に伴う日韓請求権協定に基づき「日本政府に賠償の義務はない」としながらも「個人としての請求権は残っている」と発言しました。文大統領の発言はその後、微妙に変わってはいますが、歴史問題を再び蒸し返した発言として波紋を広げています。

 ケント氏 国同士でいったん約束したことを、これほど簡単に反故にされるようでは、韓国は何も信用できない国となってしまいます。

 義家氏 この問題についてわれわれ自身がまず考えなければならないことは、韓国や中国と歴史をめぐって対立する出来事を見ると、実は日本側から端緒が与えられている事例が多々ある、ということです。代表例がいわゆる「慰安婦問題」です。これは吉田清治氏の虚偽に基づく発言を踏まえて大手メディアが大々的に報道し、それが「従軍慰安婦」「軍隊の性奴隷」などという言葉で世界に拡散されていきました。

 ケント氏 朝日新聞の責任は本当に大きいと言わざるを得ませんね。

 義家氏 南京大虐殺もそうです。左派系の教職員組合が中国の主張をそのまま代弁し続けました。

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