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【追跡・街の110番】熊谷6人殺害事件の教訓はどこへ?傷害容疑の少年逃走許した埼玉県警のその後

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【追跡・街の110番】
熊谷6人殺害事件の教訓はどこへ?傷害容疑の少年逃走許した埼玉県警のその後

 「身柄を拘束するときは『最も危険な瞬間』とされており、少年を一人にするようなことがあってはならない」と指摘するのは、近隣県警のベテラン刑事。当時の配置について、「玄関だけでなく、アパートの裏側にも捜査員を配置するのは基本中の基本。捜査員の初歩的なミスだ」と指摘する。

 県警によると、少年は逃走時、刃物などの凶器は持たず、発見時と同様に上下白いスエットを着て、裸足のままで家を後にした。少年は「(同区内の)公園にいた」と話しているという。逃げ込んだ先の小学校に当時、児童はおらず、一般人を巻き込む事件に発展することはなかった。

 一方、平成27年に熊谷市で6人が殺害された事件では、熊谷署で事件前に事情を聴かれていたペルー人の男が逃走、凄惨(せいさん)な事件につながってしまった。県警によると、男が「たばこを吸いたい」と言ったため、玄関脇で吸わせていたという。

 県警は逃走事件発生翌日の12日、県内全39署に対し、法令順守の上での容疑者とみられる少年少女の動静の監視徹底や、捜査では具体的な指示を出すようにすることなどについて記した文書を通知した。

 事件を受けて県警は「このようなことがないよう、より慎重な捜査に努め、再発防止を図ります」としている。

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