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【追跡・街の110番】熊谷6人殺害事件の教訓はどこへ?傷害容疑の少年逃走許した埼玉県警のその後

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【追跡・街の110番】
熊谷6人殺害事件の教訓はどこへ?傷害容疑の少年逃走許した埼玉県警のその後

 埼玉県警が傷害容疑で逮捕状を取った無職少年(18)が、東京都品川区の自宅で任意同行を求められた際に逃走した事件。捜査員は、「母親と話してくる」と部屋の中に入った少年に隙を突かれ、逃走を許した。少年は発生から1日後に逮捕され、別の事件に発展するという最悪の事態は避けられた。熊谷署で事情を聞かれたペルー人の男が逃走し、6人を殺害した事件を彷彿させる失態となった。

 県警によると、捜査員が11日午前5時半ごろ、傷害容疑で逮捕状を取った少年の自宅で家宅捜索を終えて任意同行を求めると、少年は「奥の部屋にいる母親と話してくる」と言って、掃き出し窓から逃げた。付近の品川区立小に一時逃げ込み、行方をくらませた。

 警視庁と県警で捜索したが、翌12日夕、品川区内の江戸見坂交番付近にいる少年を警視庁の警察官が発見。別の職業不詳の少年(18)とともに、山梨県内の知人男性に暴行し、頭などにけがを負わせたとして、埼玉県警に逮捕された。

 捜査関係者によると、少年の自宅アパートに向かった捜査員は警部補以下4人。任意同行を求めたときのそれぞれの配置は、玄関に2人と屋外に2人がいたが、「母親と話をする」と言って部屋に入った少年に付いていく捜査員はいなかった。

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