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香港の「女神」は、欅坂46「サイレントマジョリティー」を歌って闘志を燃やしていた 雨傘運動から3年

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香港の「女神」は、欅坂46「サイレントマジョリティー」を歌って闘志を燃やしていた 雨傘運動から3年

ビクトリア湾をバックに取材に応じた香港の政党「 香港衆志(デモシスト)」の周庭(アグネス・チョウ)副秘書長。周さんは香港バプテスト大学に通う20歳の現役女子大生。3年前の大規模な民主化要求デモ「雨傘運動」の期間を通じ、香港学生運動で“学民の女神”と呼ばれた(河崎真澄撮影) ビクトリア湾をバックに取材に応じた香港の政党「 香港衆志(デモシスト)」の周庭(アグネス・チョウ)副秘書長。周さんは香港バプテスト大学に通う20歳の現役女子大生。3年前の大規模な民主化要求デモ「雨傘運動」の期間を通じ、香港学生運動で“学民の女神”と呼ばれた(河崎真澄撮影)

 香港衆志として補選以外にはどんな政治活動を?

 「反対運動やデモを続けます。具体的な活動は未定ですが、(中国の国歌を香港でも歌うことを義務づける)『国歌法』制定、(小中学生に中国共産党を賛美させる)『愛国教育』のほかに、(香港市内の1カ所の高速鉄道駅で香港側と中国側の出入境の管理と手続きを行う)『一地両検』計画が今後の問題ですね」

 「愛国教育では、中国のことを教える場合、児童や生徒が『中国についてポジティブに考えるように指導せよ』と香港の教育局がすでに学校や教師に指示しています。そもそも真実を伝えることが教育であるはずなのに、方向性として間違っています。今後、さらに愛国教育として香港でどのような政策が打ち出されるのか、警戒しています」

 「一地両検は『香港域内では中国の法律は適用されない』と定めた基本法(香港の憲法にあたる)に違反しています。香港の真ん中で(出入境管理に加え香港域内を走っていても)高速鉄道の列車内では中国の法律が適用されるという考えはおかしい。ここでも法治ではなく、親北京派による法律を利用したやり放題があります。皮肉ですが、香港域内を走行中の列車の中は中国の法律が適用されるとして、中国で遮断されているフェイスブックも使えなくできるのか、とか」

 《中国各地と香港を直結する高速鉄道は2018年にも開通予定だが、同時並行的に中国の主導で、広東省珠海と香港、マカオを東西に結ぶ全長35キロに及ぶ海上の橋梁も建設中。高速道路でも同じく一地両検の問題が起きることは必至だ。高速鉄道と橋梁の開通後は中国側から、香港で“有事”の際に多数の兵士や軍の装備を陸送することが簡単にできるようになる》

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