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【鉄道の日】日本一の洞窟の滝近く 話題の秘境駅、岩手・「上有住駅」を訪ねて

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【鉄道の日】
日本一の洞窟の滝近く 話題の秘境駅、岩手・「上有住駅」を訪ねて

東日本大震災の復興支援でJR東日本が運行するSL銀河の停車駅でもある。駅名の表示も、SL銀河にちなんだデザインになっている=岩手県住田町 東日本大震災の復興支援でJR東日本が運行するSL銀河の停車駅でもある。駅名の表示も、SL銀河にちなんだデザインになっている=岩手県住田町

 JR釜石線の上有住(かみありす)駅が、鉄道ファンや写真愛好家の間で、秘境駅として静かなブームになっている。駅に近い名所から「洞窟内日本一神秘の大滝の駅」とされ、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にちなみ、「カヴェルノ(洞窟)」というエスペラント語の別名を持ち、SL銀河の停車駅でもある。インターネット上で登場するようになり、「秘湯」と同様、秘境ランキングの上位に登場しないところが、神秘的な魅力を引き出しているのかもしれない。

 昭和25年に開業した同駅は、岩手県住田町の東北端、釜石市と遠野市の間に突き出た大洞地区にある。

 新日鉄住金釜石製鉄所(釜石市)関係の住民らが利用した駅には、平成5年まで駅員が配置されていたが、現在は待合室があるだけだ。

 洞窟内に日本一の高さの29メートルの滝があり、年間約1万5千人が訪れる滝観洞(ろうかんどう)の入口手前を左に折れ、坂を上ると駅に通じる階段がある。釜石市と遠野市を結ぶ仙人峠道路の滝観洞ICから車で数分。近くの集落も、今では10戸に満たない。

 滝観洞から、リュックを背負い、上有住駅にやってきた埼玉県在住の公務員の男性(23)は、こう太鼓判を押す。「全国を旅するのが趣味で、各地の秘境駅を利用してきました。集落が近いとはいえ、ここのロケーションは秘境駅にピッタリ」

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