産経ニュース

【野口裕之の軍事情勢】文在寅大統領が口を開くたびにトランプ米大統領の「韓国不信」と米軍の「対韓疲労」は増していく

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【野口裕之の軍事情勢】
文在寅大統領が口を開くたびにトランプ米大統領の「韓国不信」と米軍の「対韓疲労」は増していく

ソウルの韓国大統領府で記者会見する文在寅大統領=8月17日(共同) ソウルの韓国大統領府で記者会見する文在寅大統領=8月17日(共同)

 だが、DIAは北朝鮮のICBM発射実験(7月)を受けて《信頼性の高い核搭載のICBMを2018年に保有》と、従来の《20年に保有》を2年も前倒しした。

 文大統領の記者会見直前、日本政府も閣議了承した防衛白書で《小型化・弾頭化が実現に至っている可能性》にハッキリと触れている。

 小欄も断言してきたが、北朝鮮のICBM開発は最終段階に入った。実際、7月には2段式の弾道ミサイルが2回、ロフテッド軌道(高角発射)で発射されたが、通常軌道で発射されれば射程は1万キロと分析されており、ICBMの火星14型と断定された。北朝鮮は、米国の西海岸や中西部シカゴを標的にできる実力を備えたのだ。

 基本的に、レッドライン越えの後は、軍事攻撃以外に選択肢はない。だからこそ「越えてはならぬ一線」に成り得る。

 従って、文大統領は北朝鮮がまさにレッドラインを越えんとしている現在、次のステップたる軍事攻撃への準備を早急に進めねばならない。文大統領の「レッドライン宣言」は近々の対北攻撃敢行を予告したに等しいのである。

 ところが、従北サヨク・文大統領の頭の中に経済支援や人道支援はあっても、軍事攻撃などサラサラない。現に、同じ記者会見で言っている。

 「国連安全保障理事会で北朝鮮の輸出の3分の2を制限する強力な経済制裁案を全会一致で採択し、ロシアも中国も参加した。違う言い方をすれば戦争を防ぐための措置」

 「朝鮮半島で二度と戦争は行わないと自信を持って言う」

続きを読む

このニュースの写真

  • 文在寅大統領が口を開くたびにトランプ米大統領の「韓国不信」と米軍の「対韓疲労」は増していく
  • 文在寅大統領が口を開くたびにトランプ米大統領の「韓国不信」と米軍の「対韓疲労」は増していく
  • 文在寅大統領が口を開くたびにトランプ米大統領の「韓国不信」と米軍の「対韓疲労」は増していく

関連トピックス

「ニュース」のランキング