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【久保田るり子の朝鮮半島ウォッチ】米の軍事オプション 北の1500カ所を一斉攻撃か 核兵器の捕捉が課題

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【久保田るり子の朝鮮半島ウォッチ】
米の軍事オプション 北の1500カ所を一斉攻撃か 核兵器の捕捉が課題

 米韓で半島有事に備えて訓練してきた「作戦計画5015」や「作戦計画5029」とは別の米独自作戦であるため韓国軍は参加しない。日韓への通告は直前となる。特に韓国・文在寅(ムン・ジェイン)政権への通報は「親北のため直前にするのではないか」(惠谷氏)。

 反撃を封じる作戦は敵側の戦力をそぐ最初の1~2日が勝負。ミサイル基地、レーダー基地、保管庫などが目標で、最高司令部などは後回しになるという。

「すでに戦争準備」

 北朝鮮は自国の核戦略について「最終段階」としており、「完成した」とは言っていない。これは核弾頭の小型化のことを指すとみられる。

 一方で大陸間弾道ミサイル(ICBM)は火星14号(射程1万キロ)の発射がロフテッド軌道で成功しているため、すでに米本土に届く能力を保持した。残るはワシントンまで届く射程1万2千キロの火星13号の発射実験だ。

 「ロサンゼルスが射程に入った。つまりもう米国のレッドラインは越えている。核弾頭が完成したら遅いという意味では、いまが攻撃のチャンス。現状では時間は敵の味方だ。時間稼ぎの対話はあってはならない状況まできている」。惠谷氏はこう指摘し、「米国はすでに戦争準備に入ったとみる」と付け加える。

 しかし、米国が何をもって攻撃に転じるのかや、いつ日本に通告するかは不明だ。

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