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【追跡・街の110番】「だまされたふり作戦」にだまされる 新手の振り込め詐欺が増えている “捜査協力”も疑え!

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【追跡・街の110番】
「だまされたふり作戦」にだまされる 新手の振り込め詐欺が増えている “捜査協力”も疑え!

のだまされたふり作戦のイメージ のだまされたふり作戦のイメージ

 振り込め詐欺にだまされたふりをして犯人をおびき出して逮捕する「だまされたふり作戦」を逆手に取られ、現金をだまし取られる被害が埼玉県内で相次いでいる。まさに“いたちごっこ”が続いている状態だ。犯人逮捕に協力しようとするお年寄りの善意を手玉に取った悪質な犯罪を警察は防ぐことはできるのか-。

 15日、埼玉県上尾市の無職女性(76)宅に、おいをかたる男から「お金が必要になった」などと電話があった。女性は詐欺だと見破ったが、その後、警察官を名乗る男から「犯人を捕まえるために捜査に協力してほしい。そのためにお金を渡してほしい」と電話があり、男の言葉を信じてだまされたふりを演じた女性は、翌日訪れた男に現金300万円を手渡した。その後、警察から連絡がないことを不審に思い、警察に相談して事件が発覚した。

 県内では6日にも、同様の手口で春日部市の無職女性(83)が現金100万円をだまし取られている。

 この女性宅には、同日午前10時ごろから数回にわたり、おいを語る男から「車の事故に遭った」などと電話があったが、女性はおい本人に電話して詐欺だと見破った。しかしその後、警察官を名乗る男から「それは詐欺です。お金を取りに来る犯人を捕まえるので100万円を渡して下さい」と電話があり、女性は自宅前の路上で、男に現金100万円を手渡した。いずれも、県警が詐欺容疑で捜査中だ。

 「詐欺・見破り隊」で振り込め詐欺撃退目指す

 県警はこれまで、詐欺被害を防止するため各署で啓発活動に取り組んできた。浦和署では今年6月、過去に振り込め詐欺を看破した経験を持つ女性ら約50人を「振り込め詐欺撃退ボランティア」に委嘱。団体名は「詐欺・見破り隊」で「詐欺をなくすためにまずは見破る」という思いが込められている。

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